不動産競売入札の流れ

競売の入札から落札後の一般的な手続きの流れは以下の通りです。(千葉地方裁判所参考)

下記に参考チャートも添付しましたので、併せて御覧ください。

  1. 公示期間の開始:競売にかけられる物件が公示され、入札の受付期間が開始されます。公示期間は一般的に20日間程度です。
  2. 入札期間の開始:入札者は、競売の受付期間内に入札を行うことができます。入札者は、その時点での最高価格を提示します。入札期間は、公示期間終了後、一般的に1週間程度です。
  3. 入札期間の終了:入札期間が終了すると、最高価格を提示した入札者が最高価申出人となります。
  4. 売却許可決定申立て期間:最高価申出人が決定された後、その後一週間は、競売物件の債権者などが、競売の取り下げや売却許可決定の差し止めなどの申し立てを行うことができます。
  5. 売却許可決定:売却許可決定申立て期間が終了し、売却許可決定がなされた場合、最高価申出人との間で物件の譲渡手続きが行われ、物件が落札者に譲渡されます。

ただし、これらの期間はあくまでも一般的な期間であり、競売の物件や状況によって異なる場合があります。また、競売にかけられた物件が競売で落札されなかった場合は、再度、競売にかけられることもあります。

下記「参考チャートはこちら」をクリックで競売の流れPDFをご覧頂けます。

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